映画を観る人

主に映画の感想について書きます

天気の子 感想【ネタバレ無し】

 

「天気って不思議だ。ただの空模様に、こんなにも気持ちを動かされてしまう」

 

皆さんこんにちは、昨日7月19日に公開された天気の子、初日に観に行ってきました。

前作の『君の名は』が大ヒットだったこともあり期待している方も多いではないでしょうか。

私は新海誠作品は君の名はしか観たこと無い人です。ですのでこれこそが新海誠作品だ!とかは言えないのであしからず。 

さて本題の天気の子なのですが、私は非常に楽しめました、今までほっといたブログを別の形で再始動させて、こうやってパソコンの前でひたすら考えさせられてしまう程には。私はゲームやアニメ、ドラマなどにおける雨の表現が大好きなのですが雨、水の表現だけでももう最高ですね。

 

冒頭の台詞は予告編で主人公 帆高が言っていた台詞です。

皆さんはどう思いますか。雨がずっと続く日々、そこに現れた100%の晴れ女 陽菜。そりゃあ陽菜に帆高は心動かされるよな、と共感しました。

その2人によるまさに『世界の秘密についての物語』なのです。

世界の秘密についての物語とは言いましたが、天気なんて人っ子一人が背負える者ではありません。現実にも増えている異常気象だって地球の手のひら上、そもそも本当に異常なのか?などなど現実にも似たような考えさせら部分が多くあります。

劇中では雨のシーンが非常に多く、だからこそ晴れのシーンがとても映えるんですよね。雲の隙間から光が差し込む様はまるで神が降臨するかのような幻想的な景色が現実でもたまに見ることができますが、まさに天が日射しをくれたかのようにも感じます。

とにかく映像の表現が良くて、音楽ももちろん素晴らしくてRADWIMPSさんありがとうって感じです。(帰りにサントラ買って現在聴きながら書いてます)

(予告でわかる部分が少ない気もするのでどこまで本編に触れていいものか迷いますが)私は帆高と陽菜の距離感が好きです、2回目の出会いでの帆高のちょっと空回りしてる感じとか。最初は全くの他人なわけでそこから段々と…

そこには、陽菜の弟 凪が登場するわけですが自分は彼が今回の登場人物で一番好きかもしれません。彼の生き方考え方があの歳で達観してるなというかかっこよくて帆高と似た気持ちになりましたし、終盤の彼の言葉で私は泣きました。

予告といえば、心配されていた(というか私も心配していたのですが…)本田翼さん演じる夏美ですが、私は違和感無かったです。良かった。あと小栗旬さん声かっこよ。

 

とりあえず今私が文字として書けたのがこれくらいです。具体的な感想が凪くんしか無くない??って感じですが、このようにひたすら感想を書くのも読書感想文くらいしか経験の無い人でしかも今回はネタバレ無しで書こうということなのでご勘弁ください…

余談ですが、私が観に行った日は朝は曇っていて最近もずっと曇りや雨の日ばかりだったのですが映画館に出た後にふと空を見上げると青空も少し見えるくらいに晴れていました。なんだかホッとするとともに少しだけ悲しくなった気もします。また夜にすごい雨が降ってきてまさに天気の子じゃんとか思ってました。

 

(遠くない内にネタバレ有り感想も書こうと思っています。何事も慣れていくことが重要だと思っていますので)